女性に多い心臓の病気と、受診の目安~Go Red for Women~

  • 2026.02.06
こんにちは、看護師の堀井です。 暦の上では春を迎えましたが、まだ寒さの厳しい日が続いています。寒い季節は血管が縮こまり、心臓や肺に負担がかかりやすい時期でもあります。 アメリカではこの2月が「心臓の健康を考える月」として広く浸透しており、建物やランドマークを赤くライトアップしたり、SNSやメディアを通して心臓病の予防や早期発見を呼びかけたりと、さまざまな活動が行われています。学校や職場でも健康について話し合う機会が設けられ、心臓の病気を身近なこととして考える月になっています...

【弁膜症シリーズ3】弁膜症は高齢者だけの病気ではありません

  • 2026.01.26
こんにちは。渡辺です。今回の内容 心臓弁膜症は高齢者だけの病気ではない。無症状のうちに進行し、気づいた時には心機能が回復しないこともある。現役世代こそ知っておきたい、将来の生活の質を守るための治療の考え方です。
若いのに弁膜症?これまでのお話で、「弁膜症は高齢の方に多い病気」という印象を持たれた方も多いかもしれません。確かに、加齢に伴い発症リスクが高まるのは事実です。しかし、心臓弁膜症は決して高齢者だけの病気ではありません。 40代、50代の中年層や、さらに若い世代の方にも起こりうる病気です。...

南行徳本院オープン!~専門医による検査と診療を千葉県で~

  • 2026.01.11
こんにちは、看護師の堀井です。 このたび、2025年11月4日に東京心臓血管内科クリニック・南行徳本院をオープンいたしました。千葉・市川・浦安エリアの皆さまに、心臓の病気の不安や治療後にも安心して通院していただけるクリニックを目指しています。 今日は新しい南行徳本院をみなさまにご紹介したいと思います。 南行徳本院 誕生のきっかけ 南行徳院本院 院長 渡辺弘之先生におはなしをきいてみました。 ~病院とのシームレスな連携を南行徳で~ 私は長年、東...

【弁膜症シリーズ2】元気に暮らしているなら、それでいい? ―― それでも「調べる理由」とは

  • 2026.01.05
こんにちは。渡辺です。 診察の場で、私はよくこんな言葉に出会います。
「もう高齢ですし、ふだんの生活では特に困っていません」
「それなりに、機嫌よく暮らしています。それでいいのではないでしょうか」私は、この考え方はとても自然で、大切なものだと思っています。そこには、ご本人やご家族が、今の暮らしを大切にしてきた実感があります。医療の側が、そうした価値観を軽んじてよい理由はありません。実際、現在の弁膜症の診療ガイドラインでも、症状のない方に外科的治療を一律に勧めることはしていません。治療の目...

【弁膜症シリーズ1】心臓弁膜症は「症状」で始まらない~私が何度も見てきた見逃し

  • 2025.12.26
こんにちは 渡辺弘之です。
弁膜症という言葉を聞いたとき、多くの方がまず思い浮かべるのは「息切れが出る病気なのだろうか」「症状が出たら気づけるのだろうか」というイメージではないでしょうか。病名を耳にしただけで、不安になるのはとても自然なことです。けれど、私がこれまで数多くの弁膜症の方を診てきて、はっきりと言えることがあります。それは、弁膜症は症状から始まらないことがあるという事実です。心臓の役割そもそも心臓は、体の中で血液を全身に送り出すポンプの役割を担っています。左心室から全身に、右心室から...
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