心エコーについて講演して来ました【埼玉県臨床工学技士会 × 心エコー】

  • 2019.07.11

こんにちは、日本橋人形町にあります東京心臓血管・内科クリニック院長 柴山です。

先日、埼玉県臨床工学技士会様より心エコーに関する講演のご依頼をいただき、さいたま市 ソニックシティでお話しをしてきました。

心エコーとは、超音波をもちいて心臓の形態や機能を評価する画像診断法です。ほとんど侵襲はなく、即時性とコストパフォーマンスが非常に高い特徴があります。
そのため、心臓や血管の病気をみる循環器診療では最も重要な検査の一つです。心エコー検査は、その医療施設の循環器診療の質を映す鏡と言えます。

今回は、埼玉県臨床工学技士会様が主催する循環器セミナーに伺いました。臨床工学技士とは 、患者の生命に直接関わる人工呼吸器、人工透析装置、人工心肺装置などの生命維持管理装置を操作して治療の補助をしたり、装置を常に安全に使用するために保守・点検を行う専門家です。

このセミナーでは『 集中治療領域に活きる POC心エコーのすすめ 』という内容で、医師だけではなく臨床工学技士をはじめとしたコメディカルに心エコーを活用してもらうための講演を行いました。このなかでベッドサイドでおこなう心エコーの解釈方法について解説をしてきました。

当クリニックでは、GE社の Vivid E95という限られた専門施設でしか採用されていない最新鋭心エコー機で、心エコー専門の経験豊富な複数の臨床検査技師が検査をおこなっています。またすべての画像を超音波専門医が確認しております。
さらに、大学病院や循環器専門の病院でのみ施行される運動負荷心エコーや経食道心エコーといった大変専門性の高い心エコー検査を行っております。

心臓や血管にご不安がある方は、当クリニックまで是非お気軽にご相談ください。

文責:柴山 謙太郎

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